こんにちは_(._.)_
今週から中間テストに入る学校が多く、先週の土曜日は朝からテスト対策勉強会を行いました。お友達を連れてきてくれた人もいました。全体的にまだ学校のワークを完成させていない生徒が多かった印象です。学校のワークについては提出物なので絶対に出しましょう。ぎりぎりになって出せばいいやという意識では、十分なテスト勉強はできません。
昨年までは前期・後期と2回に分けて行われていた千葉県公立入試ですが、今年から1回になるというお話は以前のブログでもさせていただきました。これによって、志望校にぎりぎり手の届かない生徒は1ランク落とすという進路変更を検討するケースも多いようです。これは私の個人的な思いですが、1ランク落として安全に進学するということも『あり』です。しかし、挑戦する気持ちを忘れて欲しくはないです。例えば、木更津市にお住まいの生徒であれば、第9学区になるため木更津高校、君津高校、袖ケ浦高校あたりが人気校になります。しかし、各校の偏差値差は5以上離れて、1ランク下げるということはそれなりに余裕をもって合格ラインに入ることになります。例えば君津高校と袖ケ浦高校で比較すると、偏差値の差は7前後になりますのであと2~3程度足りないからと言って下げて安全を取るという決め方は慎重になった方がいいです。もちろん、ご家庭の事情で私立が検討外である場合やランクを落として指定校推薦制度で大学を狙うなど計画がある場合は別です。1ランク落とすことによって合格には近づくかもしれませんが、3年後の高校卒業後に進学できるか、あるいは就職率はどうかは超重要です。入口の目に見える部分だけ重視してその学校の進路実績を見ないのはナンセンスと言わざるを得ません。
さて、塾に行っても成績が上がらないという相談は生徒、保護者の方のどちらもいただきます。特に受験生はこの時期に模試の結果を見て不安になったり、持ち帰った模試を保護者の方が見て怒られたという話を聞くこともあります。学力工房としては、塾に来て自習することを推奨しています。どうしてもスマホの誘惑に負けてしまう生徒が多いからです。先日も、家でスマホばかりいじっているという相談をいただきました。生徒に聞くと「やってるよ!」というのですが、ノートを見せてほしいというと閉口してしまうのです。十分な量できいるか、丸付けのあとの処理は適切か、こういった本質的なことは生徒本人にはわかるはずもありません。塾に来て自習すれば、わからない所は聞けるので少なくとも家でやるよりはかなり効率的だと思います。生徒を信じていないわけではなく、むしろやってるのに成績があがらないを打破すべく量と質の観点からも塾を利用してほしいです。
私は厳しいことをいいますが飴も与えます。そのことを分かっているので生徒はしっかり塾に来て着実に成長しています。例え偏差値が低くても人として魅力のある生徒もいます。生徒に指導することで、私自身も多くの発見があり教わることも多いです。生徒も同じ。生徒同士で教え合い、教えることの難しさも学んだものもいます。部活で言うことをきいてくれない後輩に手を焼く生徒のグチを聞きながら、面倒を見ることの難しさから得るものがあることに気づくだろうと私は目を細めています。