こんにちは!学力工房 木更津教室の粕谷です。
先日、大変うれしい出来事がありました。この学力工房で受験を乗り越えた、ある生徒が訪問してくれました。
その生徒は、諸事情で成績は決していい方ではありませんでしたが、良く質問に来て前向きに頑張っていた生徒でし
た。高校生になり初めての中間テストで学年順位1桁という素晴らしい成績をとり、そのことがうれしくて報告に来
てくれたのです。以前、合格した時にお手紙をくれたのもこの生徒でした。
その生徒が、モチベーションの継続がどれほど大変か、そしてどれほど重要かを身をもって体験しているようです。私
は個人的に、生徒に考えさせ行動させます。もちろん、小学生や中学生はまだ判断力も不十分なため、正しくない方法
や非効率なやり方を選択をすることもあります。そんな時はたくさんのヒントを出すようにしています。そのヒントを
活かして自分で考え自分で結論を出す。誰かに指示されたことをやるのは簡単です。最近の子は自分で考えることをし
ない気がします。ほとんどの生徒はスマホをもっているので、インターネットにいつでもアクセスできる環境とツール
はありますが、能動的に『考える』という作業をしていないように思います。だからこそ、自分で考えて想像して、こ
うしたらどうなるか、トライ&エラーを繰り返して成長してほしいと思います。
話が逸れましたが、さきほどの高校生・・・よく考えています。自分の目標、それを達成するのに必要な手段や時間。
もちろん、『こうしたらいいのに』という余地はありますが、そのヒントを出すのは学力工房の役目です。一人の人間
として、受験を乗り越えて自分で考えることを始めた生徒を誇らしく思いました。最後に学力工房を卒業したその生徒
に私なりのヒントをプレゼントしました。
「大学進学を考えたことある?」
さて、どうなりますでしょう。たくさん悩み考えて自分で結論を出してほしいと思います。