期末テストも終わり、毎年恒例の「千葉県標準学力テスト」がありました。
定期テストと違い、本当の実力が試されるテストです。付け焼刃の勉強ではなかなか良い結果が望めません。
最近、生徒にある言葉をかけるようにしています。その結果、なかなかやる気にならなかった生徒や学習意欲が低下していた生徒が今までと違う行動をとるようになりました。
具体的に申し上げると「現状を意識し、目標を明確にし、それに向かい努力する」ということをしました。
塾に通うことで成績が上がると思う生徒(失礼ながら保護者の方も)は多いです。しかし、どんな塾でも通うだけで成績が上がることはありません。逆に言うと、「塾に通っているのに成績が上がらない」生徒が実は多いのです。理由は1つ。「通塾=学力向上」ではなく、「意識×目標×(質+量)=学力向上」だからだと思います。自分は塾に通うことでどうなりたいか(意識)、何を目標に塾に通うか(目標)、そのためには何をどれ位やればいいか(質+量)の内どれか1つでも目覚めさせるきっかけを作ることが学力工房に通う価値であると考えております。
話を戻しますが、今回の千葉県標準学力テストで420点を上回る好成績を残した生徒がいます。その生徒は目標意識もモチベーションも高く、そこにブレがありません。定期テストで前回より悪い成績を取ることもありますが、「次こそは!」という言葉がすぐに出ます。目標はブレてはいけません。点数は上がったり下がったりするものなのです。学習の本質は、何のために勉強するかだと思います。