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習慣には良いものと悪いものがある

こんにちは!

関東も梅雨入りして雨の日が多くなってきましたね。憂鬱になりがちな天気のなか、ところどころに咲く紫陽花のきれいな青紫に少し癒されています。

毎回、ブログのネタは当塾の生徒たちを指導していて感じたことを書くようにしています。今回は習慣について書こうと思います。当たり前ですが、成績を上げるためにはまず学ばなければなりません。どんなに記憶力がいい人でも、まずは一度覚えなければそれは記憶にはなりません。逆に記憶することが不得意な人は、最初に覚えることそのものに時間がかかります。ところが本当に大切なのは今後の人生にも影響を与える「習慣」です。習慣化することさえできれば、成績を上げることが可能です。これは当たり前のことなのですがこれを実際に行動にうつすことが難しいのです。

まずは勉強で考えてみましょう。記憶力がいい人はすこし復習するだけでそれが定着しますが、ほとんどの生徒は定着するためにそれなりの努力が必要です。塾で勉強して「なるほど」と思って問題も解けるようになったとしても、それがテストで発揮されなければ定着していないことになります。自分ではすっかり理解していると思っていることでも、実のところ8割程度しか定着していないものです。


さて、ここでみなさんに質問したいと思います。生徒のみなさん、真剣に答えてください。このブログをご覧になっている保護者の方はお子さんを見てどうかでお答えください。
①あなたは土日に自主的に勉強しましたか?(お子さんが勉強していたか?)
②あなたは成績を上げたいですか?(お子さんに学習意欲があるか?)
③あなたは努力しないでいい成績がとれると思いますか?(お子さんは最低限の我慢ができるか?)


誰でも楽をしたいと思うものです。息抜きや休憩は必要ですが、それは何か行動をおこしている場合に限ります。今の世代の子たちは制約というものにあまりに耐性が低いと感じています。自分の好きな時に好きなことができる道具と環境が増えたことが一因かと思います。

先日、テスト対策勉強会を行いましたが休憩中、ほぼ全員がスマホを触っていることに驚きました。周りには友達もいるのに。これは私がジェネレーションギャップとして受け入れなければならない現実なのかもしれません。便利なツールになるか、ただの遊び道具になるか紙一重のデバイスです。しっかり約束事を決めておかければ、事件や事故に巻き込まれてしまい最悪の結末が訪れる可能性があります。そういうニュースを目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。


学力工房では厳しいことも言いますし、生徒が嫌がることも言います。小学生、中学生、高校生のそれぞれのステージには成長による違いはあるものの一定の基準はあります。それを著しく逸脱した場合はしっかり指導します。褒めて伸ばすタイプだと自分では思いますが、褒めることと甘やかすことは全く違います。褒める叱るの肝は過程にあると思います。怒るときは論理的かつ冷静に、褒めるときは良かったところを情熱的に、それが魂がこもった指導だと思っています。うちを卒業しても何か相談があれば連絡をくれたり塾に来てくれる卒業生たちを見て、その指導方法は間違ってないと確信しています。


自分に必要なことを習慣化すれば必ず成果は出ます。逆に悪い習慣もありますよね。夜遅くまでスマホを触ってしまうとか、勉強をやらなきゃと思って結局やらなかったとか。

ですが、今までのことは過ぎたこと。昨日に戻ることは絶対にできません。でもこれからのできごとは全て自分の意志で決められます。自分の良い習慣と悪い習慣を一度真剣に考えてみてください。そして改善するために行動することを心がけてみてください。

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    作成者: 教室長 粕谷

    魂のこもった指導を心がけております。
    学習塾ですので「成績を上げる」という前提がございますが、まずはなぜ塾に通うのか、その結果自分はどうなりたいのかを考えてみましょう。
    一時的に学力が上がっても、あまり意味はありません。
    学力工房では、答えは教えません。「答えを導くヒント」をたくさん教えます。ですから答えを出すために「継続することと「自分で考えること」を生徒に要求します!
    私自身は、優しく、おもしろく、そして厳しい教室長だと思います。

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